ドローン初心者の方必見!ドローンって何につかうの?
近年様々な分野で活躍するドローンについて説明させて頂きます。
ドローンとは何か?
ドローンとは一般では自律型の無人機という意味で、空を飛ぶ物だけでなく中には陸上や水中を移動する物もあります。一般的なドローンの使われ方としては、絶景の空撮や荷物の輸送などが挙げられます。
他にも工事現場での測量、橋の点検、農業や防犯といった様々な分野で活用されはじめています。
ドローンの種類
マルチコプター型ドローン
よく見かける一般的なドローンと言えばこの型でしょう。複数あるローターを回転させ飛行するもので、ローターの数によって呼び名が変わります。
ローターが4つの物をクアッドコプター、6つの物をヘキサコプター、8つの物をオクトコプターなどと呼ばれる場合もあります。
代表的な機体としてDJI『PHANTOM』シリーズ、Freefly『ALTA』シリーズなどが挙げられます。
固定翼型ドローン
軍事用に使われるドローンには、ミサイルやレーダーを搭載して長距離を飛行するため固定翼型が一般的です。代表的な機体としてはノースロップ・グラマン『MQ−1 プレデター』、ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ『RQ−4』などが挙げられます。
水中用ドローン
近年では水中を移動する無人機も出ており、これも含めドローンと呼ばれることがあるようです。水中撮影や釣りをする際に魚群を見つけるために使用されたりします。
ドローンの面白い使われ方
太陽光発電所の点検
広い土地に建てられた太陽光発電所でメンテナンスを行う場合、人件費や時間もかなりかかってしまい多くのコストがかかります。そこにドローンを導入し、赤外線カメラなど搭載して点検を行うことで作業効率がグンとアップします。
災害時の救助
災害時における救助活動ではすぐに駆けつける必要があり、人だけでは現場によって時間がかかりすぎることがあります。そこでドローンを使い空撮で被害状況の確認、避難者の捜索をすることにより人だけでは困難な場所でもドローンで確認することができるのです。
何より時間短縮できるのが大きなメリットです。
生態の調査
この地球上には様々な生き物が存在していますが、中には人が入れないような場所だったり、危険な場所もあります。そういったところでもドローンなら遠隔操作ができるうえ、空、陸、水中で使い分け危険な生物に迫ることもできます。
今後ドローンを活用していくことによって、まだ見ぬ生態系の発見や調査が可能となってくるでしょう。
輸送サービス
現在多くの企業が輸送サービスの開発を行なっており、Amazonのドローン配達などが有名です。まだ環境が完全に整ってはいないのでサービス拡大化はされていませんが、現在無人エリアでのドローン配送が実験されており、早期の実現が期待されます。
ドローンレース
ドローンを使ったレースバトルなどもあります。ドローンから見た視覚映像をゴーグルを使って観ることができるため、これまではゲームでしかできなかったような本物のレースバトルが可能です。
世界大会などもひらかれており、自分で作ったドローンで速さを競ったりと趣味の分野としても活躍しております。
スマート農業
近年農業でも『スマート農業』という分野でドローンが活躍しています。農業用のタンクを積んだ「農薬散布ドローン」や、特殊なカメラを搭載した「精密農業ドローン」などがあります。
農業の若者離れや人手が減少していく中で作業の負担が減り、効率アップも測れるでしょう。
このようにドローンには様々な面白い使われ方や可能性があり、今後の未来を担っていく重要なツールとして活躍していくことは間違いないでしょう。