結婚式の動画撮影にドローンを活用
活用事例の一つに結婚式の動画撮影があります。
日本ではまだまだ浸透していないようですが、海外では個人でもドローンを使って結婚式の動画撮影をしているケースが見られます。
では、結婚式の動画撮影にドローンを使うと何がよいのでしょうか。
撮影時に気をつけることも紹介します。
結婚式動画撮影にドローンを使うとよいこと
結婚式当日の様子をハンディカメラやスマホなどで撮影する場合、同じ方向からの撮影になってしまいがちです。結婚式当日の撮影では多くの人が集まっているため、自分が撮影をして他の人の迷惑にならないように気をつけなければなりません。
そして、参列している人たちの頭で新郎新婦を撮影できないということもあります。
また、新郎新婦との距離も一定の場合が多く、迫力に欠けがちです。
ドローンを使った撮影の場合は、遠くから徐々に近づいていくといった撮影が可能で、迫力ある映像となります。
360℃からの撮影も可能で、さまざまな角度からさまざまな表情の新郎新婦を撮影できます。
オープニングムービーで使う映像を撮影する場合、幻想的な映像を作ることができます。
砂浜に文字を書いて上空から撮影するといったようなことが可能なのです。
気をつけること
日本国内で使用するドローンに関しては免許がなくても操縦は可能です。しかし、飛ばすときにルールがあります。
国土交通省は無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルールを発表しています。
それによると、空港周辺の上空、人口集中地域の上空、150m以上の高さの上空は飛ばしてはいけないことになっています。
また、飛ばすのは日中だけ、人と物とは30m以上の距離を確保などの決まりもあります。
夜間飛行、目視範囲意外、人や物と30mよりも近い、イベント上空などの場合は、許可が必要です。
結婚式場で撮影をする場合は人と30mよりも近い範囲に接近をするので、ドローンで撮影をするなら国土交通省に届け出をして承認を得なければ飛ばすことができません。
許可を得ることができれば、ドローンを飛ばすことはできるし撮影もできます。
許可が出るまでに1か月ほどかかるので、結婚式で撮影をするなら早めに許可の届け出を出すようにしましょう。
しかし、これらの対象となるのは200g以上のドローンの場合です。
200g以下であれば規制を気にせずに飛ばすことができます。
大きなドローンにもなると高額になりますが、200g以下であれば手ごろな価格で購入できるものもあります。
規制を気にする必要がないという意外にも、手ごろな価格という点でメリットがあります。
練習が必要
ドローンをいきなり飛ばそうと思っても難しいです。初心者がドローンを使って撮影するには練習が必要です。
上手く飛ばせなくて撮影できなかったということがないように、撮影当日までに練習を積んでおきましょう。