どんなことにドローンの空撮は使われているのか
建設関係の需要
ドローンの空撮には様々な需要があります。単に写真や動画を撮影するということのみならず、ドローンを使うことによって地面の様子やそれらをデータ化して測量に利用するということも可能です。
実際にその場に行って測量するということが難しい場所も世の中にはたくあり、どのような状況であるかということを撮影することに用いられていることが多いです。
例えば土砂崩れや大雨による増水した川の様子などを安全に撮影することもあります。
インフラの点検作業とや建築現場、土木工事現場などで実際に見に行くことが困難な場所で、ドローンの撮影技術は使われています。
測量のデータを手に入れるためのドローン撮影は、通常のドローンとはまた違った能力の求められるので、コスト的には普通のドローン空撮よりも高くなります。
それでも人の手で行うより、はるかに早くデジタルデータで分析できるので総合的なコストパフォーマンスでいえば、大規模であればあるほどドローンを使った方が早いことが多いです。
高所にある建物の劣化具合のチェックなどの撮影は、これからますますドローン空撮が利用されることでしょう。
PVなどの需要として
世の中には様々なプロモーションビデオがありますが、例えば地方自治体などが自分たちの街をアピールするために、ドローンで空撮した町の映像や観光施設の映像を使用することがあります。空から撮影した映像はやはり見応えがあり、ヘリコプターから撮影したものをPVに使うことは昔からそれなりに行われていたことです。
ですがヘリコプターからの撮影よりは、ドローン撮影の方がより安定した動きで動画を撮影することができます。
何よりコストがまるで変わってくるので、そういった需要もどんどん増えてきています。
それこそヘリではなかなか近づくことができないようなところにも近づいて撮影できるので、今まで見たことがないような臨場感や迫力のある映像を撮影してもらうことが出来ます。
普段は人間の目線でしか見ることができないものを上から見ることへの需要はかなり大きいのではないでしょうか。
それこそ迫力のある映像に仕上がる可能性が高いので、PVとしての映像の価値は極めて高くなります。
業者の多くがその映像の編集も請け負ってくれます。
ドローンで撮影する基本料金に加えて、撮影申請に関わる行政の諸費用や、日をまたいで行う場合にはその他実費での経費などが追加されることでしょう。
空撮を依頼する際には、事前に見積もりをもらっておくことが大事です。
