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これからはVR旅行の時代!?

普通は行けない場所へ

2020年、新型コロナウイルスの流行により、世界中で働き方や生活様式、モビリティ全てに変革が求められるようになりました。
その中でも際立って注目を集めたのが「リモート」という言葉だと思います。
会議、飲み会、営業、できるだけ家から出まいとする姿勢が産んだ「新しい生活様式」が浸透し、オンライン上でできることは極力オンラインにしてしまおうという流れはこれから先も加速を続けるでしょう。
そんな中、ドローンを用いた「オンライン旅行」をご存知でしょうか。
なぜドローンなのかというと、世界には気候や環境保護のために個人や団体が入ることを制限されている場所がたくさんあります。
しかしドローンを用いることで、そのような島や地域を低空飛行することにより、まるで歩いているかのような目線で見ることができます。
そしてそこには危険もなく、パスポートも必要ありません。
費用も実際に旅行へ行くよりかは断然安く済むのではないでしょうか。
「VR旅行」はまだまだ知られていない素晴らしい場所を発見できる、とても良い機会になると思います。

現地の下見ができる

ドローンを用いて世界中の都市の上空からの映像を撮ることに成功すれば、これから行こうと考えている旅行の行き先、観光地の下見ができる、というのが強みだと思います。
ドローンでの空撮であれば撮影のコストが安く済むことにより、定期的に最新の動画へとアップロードが可能になると考えます。
そういった動画により都市や国は新たな観光PRが可能となり、顧客は旅行のプランをより具体的に練ることが可能となります。
これは行く側、迎える側にとって良い影響があります。

ドローンの可能性

まだまだドローンを用いた空撮には未来への可能性が秘められていると思います。
歴史的建造物の研究や復旧のためのデータ採り、危険で人々が踏み込めなかった領域へのアプローチなど、学術的な使い道も多々考えられます。
昨今、現実化がリアルになっているドローンを用いた宅配システムなど、ドローン技術の進歩により人々の生活はより便利で効率的なものになっていくと予想されます。
今は空撮や趣味としての使い道が多いドローンですが、ゆくゆくはヘリコプターに代わって救助活動や人々の移動にも使えるようになっていくと思います。
ガソリンではなく電気で動くというのも、環境保護が求められる時代に適した部分ではないでしょうか。

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