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ドローン空撮の基本的な動作

前進から始めよう

ドローンでの空撮というのは、いきなりは難しいものです。
そのため、まずはドローンを自分の思う通りに前進させることから始めましょう。
なぜなら、ドローンでの撮影というのはほとんど前進した映像が多いのです。
美しい自然を撮る時にも、建物を映す時にも、大抵は前進してのカットがメインとなります。
前進させるぐらい簡単だと思う人もいるかもしれませんが、実はドローンを自由自在に前進させるのは、初心者にとっては簡単ではありません。
ドローンを前進させるための練習方法として、動くものを空撮してみるという方法があります。
対象物が動く場合は、どんな動きをするかわかりません。
動く物を空撮することによって、自然と前進の技術が身についてきます。
そして、前進の技術が身についたら、後進や左右の技術も上達するので、基本の操作はこれでマスターできます。

旋回させることで魅力的な映像が撮れる

ドローン空撮で、単に前進や後進、左右といった基本操作だけでは魅力的な映像は撮れません。
そこで身に付けたいのが、旋回飛行です。
広い場所で旋回飛行させた映像は、ダイナミックな映像が撮れたり、優雅な雰囲気を出すことができます。
まずはドローンを飛ばして、左右のどちらかに90度数旋回します。
最初はぎこちない動きになってしまいますが、繰り返し練習しているうちに、滑らかな動きになるでしょう。
まずは大きく円を描くようなイメージで飛行できるように練習します。
大きく円を描くことが楽にできるようになったら、今度は小さい円を描く練習をします。
また、Sの字や8の字を描くことによって自由自在に飛ばすことができるようになります。

維持させるコツ

そして、前進などの基本操作の他にも、重要な練習があります。それは、ホバリングです。
ホバリングというのは空中で静止することで、この技術を身につけることによって、結婚式等の映像を綺麗に撮ることができます。
そして、ホバリング技術を練習するためには、まずは一定位置をキープするようにしましょう。
この時に、いきなり高い位置で練習をするのは危険です。
まずは低い位置から始めるようにしましょう。
ホバリングというのは、簡単そうに見えて実はかなり高度な技術が必要です。
まずは、低い位置で長時間ホバリングできるように練習をしましょう。
ホバリングをスムーズにおこなうためには、離陸や着陸の技術も学ぶことが必要です。
離陸の練習をする時には、一気に上昇させることがポイントです。
ですが、着陸の時に急降下させるのはかなり危険です。
着陸の時には、逆にゆっくりゆっくり着陸させることがポイントです。

基本から高度な動きへ

いつまでも基本操作ばかりの練習では、技術はなかなか上達しません。
基本操作ができるようになったら、徐々に高度な技術にも挑戦してみると良いでしょう。
基本操作さえ身につけば、後はそこから難しい技をマスターすることで、魅力的な空撮が撮れるようになります。

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